2010-06-09 Wed 23:12:48
【ジョージ(南アフリカ)野村和史】サッカー日本代表は9日、当地で練習を行い、右ひざを痛めていたDF今野(FC東京)が全体練習に復帰した。今後の回復次第では、14日のカメルーン戦に間に合う可能性が出てきた。
この日は朝から強い雨に見舞われ、選手のけがを避けるため、予定していた対人の戦術練習は中止になった。クロスからのシュートなどの後、3組に分かれてリレー形式でボールを運ぶ速さを競うなど、レクリエーション的なメニューにリラックスムードで取り組んだ。
4日のコートジボワール戦で負傷した今野の状態について、岡田監督は「かなりよくなっていて、ロングキックの時に痛みを感じるくらい。明日の練習試合でも30分くらいやらせたい」と話した。
一方、岡田監督は10日も雨が激しい場合は、予定しているモザンビークとの練習試合を中止する可能性を示した。カメルーン戦前では最後の実戦機会だが、グラウンド状態が悪い中でプレーして負傷することを避けるためという。
◇大久保が一人元気「本番で点取って勝ちたい」
不振が続く日本の攻撃陣の中で、FW大久保(神戸)が一人元気だ。「いまは『キレキレ』だから、どこでもできる」と、岡田監督の期待も高まっている。
国内壮行試合となった韓国戦から3試合連続で、左MFの位置で先発。イングランド、コートジボワールとの対戦ではライン際を激しく上下動し、守備でも奮闘した。
ただ、守りを優先する現在の戦い方では、周囲と連係して攻撃を仕掛けるのは難しいのが現状。ボールを持っても相手に囲まれてつぶされるパターンが多く、「前に人数が少なかったので、厚みを作ってプレーしたい」と試合のたびに繰り返す。
今年2月の韓国戦で左ひざを痛め、2カ月以上離れた代表チームに戻ってくることのできた喜びは大きく「気持ちが乗っているし、いいイメージがいろいろ出てくる」。精神面の充実も調子の良さにつながっているようだ。
8日の紅白戦では1トップでも試された。求められるのは、やはり代表戦で08年11月以来奪えていないゴールしかない。「体はいい感じだが、本番でやらないと意味がない。いい準備をして、点を取って勝ちたい」。ここ4試合得点のないFW陣がゴールネットを揺らしてこそ、チームに勢いも生まれてくる。【野村和史】
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